スバル レガシィ1 オイル漏れ修理等 日野市 八王子市 多摩市 国立市 立川市 東京
オイル漏れ修理、エンジンハーネス取替 スバル レガシィ
平成17年式 CBA-BPE 走行距離125,115km
車検整備でお預かり致しました!
お客様より何点かご要望が。
まずエンジン。オイルクーラー辺りからオイルが漏れているという事と、アイドリング時、細かい振動があるとの事。
まずはオイル漏れ。確認するとオイルクーラー部分と両バンクタペットカバー部分から漏れていました。
右バンクは特に酷く、1番シリンダーのイグニッションコイルに繋がるカプラーはオイルが浸かっている状態。嫌な感じがしたので、カプラーを外してみると、中がグズグズに崩れている状態・・。オイルと熱でプラスチックが硬化してしまった様です。アイドリング時の振動はこれが原因っぽいですね。
トヨタの様にリペアパーツは設定されていないので、ハーネス丸ごと交換が必要です・・。
スパークプラグは交換済でイグニッションコイルは異常無し。
分解する前に排気ガステスターで測定した所、CO 0.01%、HC
230ppmとHCが高い状態。
スロットルボディは汚れていたので、オイル漏れ修理、点火系ハーネスの交換、吸気系の清掃が必要です。
エンジンハーネスは点火系、インジェクター、VVT系統、エアフロに繋がる部分だけの設定になっており、部品展開図を見るとインテークマニホールドの下を這っている様子。インマニを外せば、交換出来そうです。
まずはインマニを取り外し。その下にウォーターホースがあるのですが、ホースも劣化しており、インマニを外した状態でないと交換出来ない為、追加で交換。続いてハーネスを取り外します。
外した後、先にタペットカバー左右を取り外し、パッキンを交換します。通常カバーは上に抜き取りますが、3リッターエンジンは上に抜き取るスペースが無い為、下に抜き取ります。
取り付けも同様に下から取り付け。でもサーキュラー・プラグは上から付けた方がやりやすいかもしれません。
続いてオイルクーラーのパッキンを取替。パッキンには向きがある様で注意が必要です。
後はハーネスを取り付け、ウォーターパイプ、インマニを各取り付けしていきます。
組付け後、クーラント、オイルを交換し、吸気系の清掃を実施。
他にも足回り等の修理が有るのですが、長くなる為、一先ずご紹介はここまで・・。
- 車検基本点検料 ¥29,000-
- 検査機器による点検、調整 ¥5,000-
- シリンダーヘッドカバー・左右ガスケット取替 ¥27,200-
- タペットパッキン・セット ¥9,660-
- ガスケット、VVTパイプ ¥30-×8
- シールパッキン ¥2,940-
- パーツクリーナー ¥1,800-×2
- オイルクーラー脱着、パッキン取替 ¥6,400-
- ガスケット ¥200-
- ウォーターホース、オイルクーラー ¥270-
- ウォーターホース、オイルクーラー ¥570-
- クリップ ¥80-×2
- エンジンオイル 15W-40 ¥5,600- (Wako’sアンチエイジングオイル)
- オイルフィルター及びドレーンパッキン ¥1,500-
- フラッシング剤 ¥2,200-
- エンジンストップリーク ¥3,000-
- クーラント ¥4,840-
- 吸気系清掃 ¥0-
- Wako’sスロットルバルブ・クリーナー ¥2,500-
- Wako’sフューエル1 ¥1,800-
- PETRA フューエルシステムクリーナー ¥5,000-
- インテークマニホールド脱着 ¥25,600-
- インマニ及びスロットルボディ、各ガスケット ¥4,080-
- 燃料ホース、クリップ一式 ¥10,020-
- エンジン・ハーネル取替 ¥4,000-
- エンジン・ハーネス ¥46,800-
- ショートパーツ ¥3,000-
- ウォーターバイパスホース一式 ¥7,600-
整備小計¥209,144-、諸費用¥76,810-、消費税及び早期ご予約割引が入った総額は¥308,868-となりました。
オイルの状態です。エンジンオイルはかなり汚れていました。
入庫時の状態。オイルクーラー合わせ面からオイルが垂れていました。
タペット右バンクです。こちらもオイルが垂れていました。イグニッションコイルもかなりオイルが浸かっている状態で、ぐちょぐちょでした。
左バンクです。右バンク程酷くはありませんが、こちらもオイルが漏れていました。
1番シリンダーのイグニッションコイルに繋がるカプラーです。カプラーを外したら、中が砕けていました・・。
こちらは正常な状態です。
インマニを外し、ウォーターパイプを外します。ホースもパキパキだったので、交換する事にしました。
外したインマニ、スロットルボディ、ハーネスです。
ハーネスを外したらヘッドカバーを外します。
こちらは右バンクです。パワステホースが邪魔なので、カバーを上に抜くのは無理です。
下は意外とスペースがあるので、下から抜くことが出来ます。
外したパッキンです。
新品のパッキンです。
オイルクーラーも外し、パッキンを取り替えます。
オイルクーラー、タペットカバーを取り付けます。
左右バンク取り付け後、エンジンハーネス、ウォーターパイプを取り付けます。
こちらはスロットルボディ。かなり汚れていました。
スロットルボディ清掃後です。
インテークマニホールド取り付け後です。
各組付け後、暫くエンジンをかけ、オイルが漏れてこない事を確認、完了としました。