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エアダクトホース交換 ニッサン セレナ
平成17年式 CBA-C25 走行距離94,307km
ニッサン セレナ、エンジン不調という事でお預かり致しました!
最近、上り坂で力が無い様な感じが続いていたそうなのですが、最終的にエンジン始動直後にエンストしてしまう状態になってしまったそうです。
お預かりした時はエンストはしませんが、アイドリング回転数は低い感じがしました。
翌日エンジンをかけようとしたら、始動直後エンストしてしまう状態を確認。アクセルを踏みながらエンジンを始動し、そのままアクセルを踏んでいないと、すぐにエンジンが止まってしまいます。アクセルを踏んでいれば、一先ずエンジンはスムーズに回転しています。
エンジン内部に取り込む空気の制御が上手く出来ていない様な感じがします・・。
排気ガス濃度を測定すると、COは0.02%と異常有りませんが、HCが253ppmと高い状態でした。大分燃料が濃い状態です。
まずは2次空気の吸い込みを疑い点検をした所、エアクリーナーボックスとスロットルボディの間のゴムホースが破れておりました。
またスロットルボディも汚れている状態です。
一先ずゴムホースの穴を簡易的に塞ぎ、テスト走行してみると、症状が出ない状態。排気ガス濃度も下がりました。
状況をご説明し、ホース交換とスロットルボディの清掃作業実施させて頂きました。
- エンジン不調関連点検作業一式 ¥8,800-
- 吸気ホース取替 ¥2,400-
- ホース ¥11,100-
- スロットルボディ清掃 ¥1,600-
- Wako’sスロットルバルブクリーナー ¥2,200-
- スロットルボディ全閉位置学習及び急速TAS学習施工 ¥800-
整備小計 ¥26,900-、税込み総額¥29,590-となりました。
作業後、CO 0%、HC 1ppmまで低下し、アイドリング回転数も700回転前後に安定し、加速不具合の症状も改善しました!
現車の状態です。エアフロセンサーで空気量を測定し、その空気量に見合った量の燃料を噴射し、空気とガソリンを混ぜたガスを燃焼します。
今回穴が空いていたホースはセンサーよりも先の部分だった為、センサーが測定した空気量と実際にエンジン内に取り込んでいる空気量とに差異が生じ、燃料と空気のバランスが崩れてしまった事で諸々のエンジン不調が起きてしまいました。
破れていたホースです。
スロットルボディも汚れていました。10万キロ近いですから、仕方ないですね。
清掃後です。
作業完了後、エンジンコンピューターが蓄積していたデータをリセットし、作業完了!