トヨタ アルテッツァ 法定12か月点検 日野市 八王子市 多摩市 国立市 立川市 東京
エンジンオイル漏れ修理等 トヨタ アルテッツァ
平成14年式 GH-SXE10 走行距離162,224km
法定点検にてお預かり致しました!
お客様より4点、気になる事があるとの事。
1つはクラッチペダルを踏んだ時、「キュッ」と音がするとの事。
ただ症状が再現しない為、こちらは経過観察にて。
2つ目はフロント・ワイパー、ビビり音がするとの事。
確認するとガラスに油膜がある状態。その為、ワイパーゴムも劣化してしまった様です。
こちらは油膜除去、ワイパーブレード交換でOKです!
3つ目は3速に上げる時、「ガキッ」と音があり、衝撃があるとの事。2速に下げる時も
入り辛い事があるそうです。
ミッションオイルは1年9か月前、約12,000km前に交換済の状態。
一先ず、オイルは交換し、添加剤注入。
それで駄目なら分解、オーバーホールするしか、ありません・・。
オイルを抜いた所、特段鉄粉が多いといった感じはしません・・。
予定通り、オイル交換、添加剤注入。
後で試乗した所、特段症状は再現しない様になりました!
4つ目は半年くらい前にタイヤがバーストした為、タイヤ交換、アライメント調整をしてもらったが、
リヤキャンバー値が規定値内に調整出来なかった為、気になるとの事。
現車はTEINの古い車高調が付いており、車高も下げています。
なお、ショックはオイル漏れをしている状態。
サイドスリップ値は異常無し。
タイヤの偏摩耗も無し。
アライメントデータを見せてもらったのですが、キャンバー値に左右差はほとんど無く、
また基準値はノーマルの状態での基準値なので、車高が下がっているのであれば、
全く問題無い状態。
一先ず段差がある所では音も凄いし、乗り心地も最悪・・。
ショック交換が必要ですね。
ただ、ショック交換は後日施工する事に・・。
続いて他の部分を点検。
すると大きい所が2点。
1つはエンジンオイル。タペットカバー部分からオイル漏れを起こしています。
イグニッションコイルを外してみると、プラグホールはオイルが溜まっている状態。
かなりオイル漏れが酷い状態。パッキン交換が必要です。
2つ目は排気ガス、匂いがする為、テスターで測定してみると、CO 2.35%、HC 400ppmと
車検であったら不合格になる状態。
スキャンツールを繋げるとDTCは異常なし、データ測定をすると、空燃比値が14%程度と
少し高い状態。ただエアフロ値やO2センサー値は異常無し。
エア吸い込みも無い状態。スロットルボディは多少汚れているので、一先ずエンジンコンディショナーで
軽く掃除を実施。すると数値がかなり下がったので、清掃で大丈夫そうです。
後はブレーキランプの球切れ、ファンベルト、ラジエターキャップ、エアコンフィルターの劣化程度。
ご提案した所、全て施工する事となりました!また追加でポリマーコーティングも受注!
- 基本点検料 ¥14,000-
- ラジエータ・キャップ ¥900-
- ファン・ベルト ¥3,000-
- パワーステアリング・ベルト ¥1,750-
- パーツクリーナー ¥1,800-
- エアコンフィルター取替 ¥3,000-
- エアコンフィルター ¥1,980-
- シリンダ・ヘッド・カバー・ガスケット取替 ¥4,800-
- ガスケット一式 ¥2,120-
- PCVバルブ、グロメット、ホース等一式 ¥5,850-
- ショートパーツ一式 ¥4,740-
- オイルフィルター、ドレーンパッキン ¥1,500-
- Wako’s アンチエイジングオイル 15W-40 ¥5,100-
- スキャンツールにてコンピューター診断一式 ¥2,400-
- WAKOS スロットルバルブクリーナー ¥2,900-
- PETRA フューエルシステムクリーナー ¥5,200-
- Wakos フューエル1 ¥2,160-
- ナンバー灯及びブレーキランプバルブ取替 ¥1,600-
- ブレーキランプ・バルブ ¥300-×2
- ナンバー灯バルブ ¥150-×2
- ハイマウントストップランプ・バルブ ¥200-
- フロントガラス油膜、ウロコ落とし&撥水 ¥1,500-
- ワイパーブレード左右 ¥2,600-
- ミッションオイル WAKOS MT-75 GL5 75W90 ¥3,705
- ミッションオイル添加剤 PETRA Manual・Trans・Lub ¥3,300-×2
- ポリマーコーティング ¥30,000-
整備小計¥110,305-、税込み総額¥121,336-となりました!
リヤショック、オイル漏れ箇所が写せませんでしたが、かなり古い製品が取り付けされていました。
清掃前のスロットルボディです。
清掃後の状態です。清掃前、CO 2.35%、HC 400ppmでしたが、清掃後はCO 0%、HC 16ppmと改善しました。
清掃イメージ。スロットルボディはスロットルバルブクリーナーにて、それ以降の吸気系はPETRA フューエルシステムクリーナー(画像はVIC)にて、燃料系はフューエル1にて清掃します。
シリンダーヘッドカバー部分です。手前側よりも奥側の方が漏れており、ミッションケースはエンジンオイルで汚れていました。
外したイグニッションコイルです。点線部分までエンジンオイルが溜まっていました。
外したパッキンです。バキバキに固くなっていました。
カバーを外した状態。プラグホール部分はかなり酷い状態でした。
タペットカバー取り付け後です。
ボディーコーティング施工後です。