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故障修理

エア・インレットチューブ取替 ニッサン ノート

平成26年式 DBA-E12 走行距離40,566km

異音がするという事でお預かり致しました!

バックで動かそうとする時、アクセルを踏むと左前方辺りから「フューーン」といった感じの
モーターの様な音がして、エンストしてしまう事もあるとの事です。

エンストはしたり、しなかったりですが、音はすぐ確認が出来ました。
アクセルを強めに踏み込むと、ストン!とエンジンが落ちてしまいます。
リバース時のみで異音箇所は左前方なので、オートマに何か問題があるのか?

一先ず何かDTCが無いか確認・・。

するとP0171 空燃比リーン異常の履歴が見られました。
これ以外は何もありません。
エンジン系のデーターをモニタリングすると、空燃比補正値が125%、学習値は114%とかなり
プラス側に偏っている状態を確認。

一先ずエンジンのエア吸い込みを疑い、エンジンを点検。
するとスーパーチャージャー系のエアダクトが折れている事を確認!
これが原因ですね・・。

念の為、折れている箇所をエポキシ樹脂で固めて取付し、実証実験。
すると空燃比補正値、学習値共に100%前後になり、異音やエンストも解消しました!

という事でお客様に状況を説明、部品交換の承認を頂きました!

  • スキャンツールにてDTCの確認 ¥1,600-
  • データーモニター確認 ¥1,600-
  • エア・インレットチューブ取替 ¥4,800-
  • エア・インレットチューブ ¥14,000-
  • ショートパーツ ¥1,000-

整備小計¥23,000-、税込み総額¥25,300-となりました!

 コンピュータ診断結果。リーン異常なので、エンジン内に取り込む燃料と空気の混合率は空気が多すぎる状態を示しています。

 入庫時のデーターです。空燃比補正値、学習値が高い状態。100%が一番調整が良い状態。数値が高ければ空気量が多いリーン状態、
低ければ燃料の方が多いリッチ状態を示します。

 折れていたダクトです。

 実際に外した状態。ばっくりと折れていました!

 新品と外した部品です。交換後、症状は改善しました!