配線修理　スズキ　ワゴンR

平成15年式　UA-MC22S　走行距離63,626km

パワーウィンドーが作動しないという事でお預かり致しました！

症状は運転席のマスタースイッチでは、どの窓も作動しない状態。ただ、左前後、右後ろの各ドアのスイッチでは正常に作動します。
4ヵ月位前に他店でマスタースイッチを交換したが、症状が改善しないとの事です。

配線図を確認した後、現車を点検します。

するとスイッチに接続されるカプラー部分、電源線が焦げていました。
焦げた事により、端子が奥の方で固着しています。電気は来ていますが、スイッチの端子に届いていない様です。
まずは他の部分、各ドアに電気を流し、パワーウィンドーの作動を確認。4か所とも正常に作動します。アース線もＯＫです。
続いてカプラーから配線を抜き取り、点検。
特段配線が切れている等、異常は見られません。正常に電気も来ています。
端子を清掃し、接触が良くなる様に圧着し、接点復活剤を塗布。塗布後カプラーに配線を戻します。
スイッチにカプラーを差し込み、作動点検。
正常作動となりました。
接触不良により徐々に過熱し、焦げ、電源が入力されなくなった様です。

• パワーウィンドーシステム点検　￥6,400-
• 配線修理　￥1,600-

整備小計￥8,000-、税込み総額￥8,800-となりました！

 入庫時の状態。印部分だけ乳白色のカプラーが焦げています。端子もこの部分だけ、奥の方に詰まって、固着していました。

 カプラーの爪を起こしても中々抜けませんでしたが、なんとか配線を外し、点検。配線が切れそうとか、特段の異常は見られなかった為、端子を清掃、圧着し、接点復活剤を塗布しました。