FJクルーザー 塩害防止塗装施工 日野市 八王子市 多摩市 東京


故障修理板金・塗装

下廻り腐食個所対処、塩害防止塗装施工一式 トヨタ FJクルーザー

平成25年式 CBA-GSJ15W 走行距離 72,970km

 

下廻りの塗装作業を承りました!

 

拝見するとかなり錆びが進行している状態でした。
足回り、フレーム類、エキゾースト廻り・・。
エキゾースト廻りは外した方が、ボディもエキゾースト廻りも塗装がしやすいのですが、エキゾースト系のボルト、ナットの錆が酷く、外せない状態でした。

またアンダーカバーが錆び、スチールネットが破けており、フロントスタビリンクのブーツが破けておりました。

施工内容は、アンダーカバーとスタビリンクは交換、マフラー類は外さずに各腐食の処置後、塩害防止塗装をするという事になりました。

下廻りを洗浄した後、タイヤ、前後バンパー、フェンダーライナー等を外します。
外してから分かったのですが、バンパーホースメントやサイドメンバーといったフレームの中も錆が見られました。
下側に穴が空けており、水が抜ける様になってはいるのですが、抜けきらない水が溜まり、錆てしまった様です。

まずは防錆処置。赤錆を黒錆に転換する錆転換剤をフレーム類、フロアーパネル等、全体に塗布します。
赤錆は空気と水分が付着する事で腐食が進み、ボロボロになってしまいますが、黒錆に転換する事で酸化膜を形成し、空気も水分もシャットアウトする事で、錆の進行を防ぎます。

黒錆に転換したした事を確認した後、まずはエキゾースト系を耐熱塗料でペイントし、乾燥した後エキゾースト廻りをマスキングします。

マスキング後、まずはWako’sの塩害防止塗料のクリアをフロアパネル、足回り、フレーム廻りを塗装します。
乾燥後、フロアーパネル類は再度クリアタイプで塗装、フレーム廻り等オリジナル塗装が黒い個所は塩害防止塗料の黒で塗装。2度塗りする事で、より塗膜が強固に形成されます。

前述のフレーム内部は四方に拡散されるタイプのロングノズルにて塗装しました。どうしても届く範囲になってしまいますけどね・・。

  • タイヤ脱着、下廻り洗浄 ¥2,000-
  • 前後バンパー、フェンダーライナー類脱着 ¥22,400-
  • アンダーカバー脱着 ¥3,200-
  • アンダーカバー ¥19,600-
  • 防錆処置一式 ¥12,000-
  • 防錆剤 ¥4,200-
  • 塩害防止塗装 ¥8,000-
  • Wako’s塩害防止塗料 クリア ¥12,800-
  • Wako’s塩害防止塗料 黒 ¥13,600-
  • エキゾースト廻り塗装 ¥3,200-
  • 耐熱塗料 シルバー ¥2,300-
  • クリップ等ショートパーツ一式 ¥5,500-
  • フロントスタビリンク左右取替 ¥4,800-
  • フロントスタビリンク ¥3,890-×2

整備小計¥121,380-、税込み総額¥133,518-となりました。

ご来店時の状態。エンジンアンダーカバーは錆びが酷くメッシュ部分は破けていたので、交換させて頂く事としました。

フロント足回り部分です。ロアアームやサイドメンバー類の錆が見られます。

エキゾーストパイプ廻りです。これだけナット部分が錆びていると外すのは厳しいですね・・。

フロントスタビライザー・リンクです。ゴムブーツが破けておりました。

お車お預かりし、フェンダーライナー類を外した状態です。車体番号の刻印があるフレームの下に穴があります。
この中に水が入り込み、中も錆が見られました。

後輪左部分です。

錆転換剤を塗布した後です。赤錆が黒錆に変わり、全体的に黒くなっています。

サイドメンバー左側です。赤錆が黒く変わっています。

排気パイプもこんな感じです。

排気パイプ塗装後です。wako’sの耐熱塗料にて塗装致しました。

塩害防止塗装御です。

印部分、内部も錆があったので、中も塗装致しました。

リヤ側のリーンホースメント

穴の拡大画像。内部も塗装致しました。

各組み上げ後です。

交換部品一式